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stunning paradise @Palau [Palau]

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熱い時間をドーナツ屋でやり過ごし、外に出た。

路地裏を歩くと日陰や涼しげな軒先で昼寝を決め込んでいる姿をよく見かける。
島だろうが大陸だろうが、熱い時は無理に動くことなく『シエスタ』が正解。
怠惰な響きの『昼寝』より、スペイン語を借りてそう言ったほうが響きがいいよね。

観光局でもらったパンフで、
『TOYOTAレンタカー』が一番安いクルマを抱えていることがわかっていた。
大きなホテルのロビーにはお馴染みの『Hertz』や『budget』のカウンターもあったが、
それらは無視し、T-dock近くに事務所を構える『TOYOYAレンタカー』に向かった。

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ミドルクラスのホテルのロビーはひと気がなく、薄暗くひっそりとしていた。

スタッフを呼ぶ声を出そうかと見渡すと、
左手の壁に『TOYOTAレンタカー』の緑色のプレートが掲げられていることに気づいた。

そのドアをノックし、開くと、白髪で色黒のオジサンが慌ててこちらに向き直った。

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「レンタカー、ここでいいのかな?」

慌てる表情に声をかけるとオジサンは赤く染まったツバをティッシュに吐き出した。

赤いツバの理由は『ビンロウ(檳榔)』だろうな、と想像がついていた。
パラオにもあったのか、という感じでオドロキにはならなかった。

椰子の一種の実や葉を口に含み、噛みタバコのように楽しむ嗜好品で、
台湾やアジアなどで愛用されている。
常用性が強く、噛み出すと唾液が真っ赤に染まり、
ドラキュラ状態で口内は鮮やかな赤が広がる。

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後々、わかるのだが、パラオでは実の部分を「TET(テット)」、
葉っぱを「KEBUI(ケブイ)」というらしい。
「OBENTO」と一緒に売店の店先に張り紙されていた奇妙なアルファベトは、
コイツのことだったのだ。
台湾辺りでは艶やかな『檳榔売り』のオネエチャンが有名だが、
近年は発ガン性が高いことが指摘され、利用者が減りつつある。
しかしここパラオでは普通に売店に並び、愛用されているようだ。

「クルマ、明後日から借りたいんですけど」

「ちょっと待ってね、あさってね。クルマはどのタイプがいい?」

「安いのに越したことはないけど。一番安い$30のがあればうれしいですね」

オジサンは時折、ツバを吐き出しながら、
ホワイトボードに刻まれた予約表をチェックする。
接客中でもビンロウを噛むことはやめないのね。

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「明後日からなら$50のジムニーだなあ。$30のヴィッツは埋まっているなあ」

「う~ん、$50ですかあ。
 保険入れてトータルでいくらになります? ガスは入ってます?」

「全部で$80ぐらいかな。ガソリンは自分で入れるんだ」

アメリカだと保険代、燃料費込みの割安なパッケージがあったりするのだが、
この店にはそういったシステムはなく
どうやらレンタル料の5割ほどの保険料がかかるらしい。



「これって、24時間の料金ですよね?
 11日の昼の11時に借りて、
 12日の夕刻18時に空港戻しだといくらになりますか?」

「いま、オフシーズンで予約詰まってないから、
 そのぐらいなら1日分の料金でいいよ」

「それはうれしいなあ! でも$50がねえ、一番安いの借りたかったから」

「$30は3台あるんだけど、長期予約が入っちゃってんだよね。
 それなら10%OFFにするから、どうだい?
 $50のクルマは予約入ってないから割り引くよ。
 保険もいらないんじゃない? その分、セーブすれば$45だけで済むよ?」

ポンポンとハナシが展開しかと思うと、終いにはオジサンは大胆なことを言いはじめた。

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「保険いらないって?」

「だってここはパラオだよ。いつ保険が必要なのさ」

(オジサン…。おもろすぎるよ、ビンロウでハイになってるのかい?)

たしかにここ数日、メイン・ストリートも裏通りも歩いてわかっていたのだが、
パラオの人たちはとても安全運転だ。



広い通りで空いていても40km以上出すことはないし、
交差点にはなにせ信号がないのだが、譲り合って、粛々とすれ違っていく。
震災の停電で信号が消え、交差点がパニックになっちまうどこかの国とは事情が違う。

「そういうなら、$45のアイデアに乗っかっちゃおうかな」

ロー・シーズンゆえのアドバンテージ、あっという間に旅先の足は確保された。

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「泊まりはドコ? 明後日、何時に行けばいい?」

「宿にピックアップに来てくれるの? 助かるなあ。じゃあ、11時はどうですか?」

「ピックアップじゃなくて、デリバリー。クルマを宿に持っていくよ。
 返却は空港に18時ね。支払いはクルマを渡すときだから用意しておいて」

まさにトントン拍子の展開、だがこの南の島のリズムはこれだけではなかった。


T-dock ↓

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