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Wildcard Playoff 2016 [Sports]

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1月はフットボール・ファンにはたまらない季節です。

NFL PLAYOFF GAMES、16試合のレギュラー・シーズンを終え、
各カンファレンスの地区優勝を勝ち取った4チームに勝率上位=ワイルドカードの2チームを加え、
「一戦必勝」、負ければシーズン・エンドのプレイオフ・トーナメントがはじまります。

9月に32チームではじめられるレギュラー・シーズンも、
ポスト・シーズンに駒を進められるのは、12チームのみ。
公式戦16試合に勝ち残った強いチーム同士がぶつかるのですから、
質の高い試合だけが毎週、繰り広げられていきます。

Road To SUPERBOWL、ちなみに今年は50回を数える記念大会、
プレイオフ・ロゴにもゴールドが入り、スーパーボウル・ロゴはローマ数字だと「L」になってしまうので、アラビア数字表記に。



現地時間1月9日のWILDCARD Weekend、まずはAFCからキックオフ。

最終戦までコルツと争い、9勝7敗でAFCサウス優勝を勝ち取り、シード4位を得たテキサンズ、
対するは11勝5敗と好成績でワイルドカードの座を得たチーフスがシード5位で敵地に乗り込みます。

#5 Kansas City CHIEFS @ #4 Houston TEXANS
http://www.nfl.com/videos/movie-trailers/0ap3000000618565/Demoni-Risorti-Chiefs-vs-Texans

シーズン成績は
KC 攻撃 ラン 6位、パス30位、トータル27位
HOU守備 ラン10位、パス 3位、トータル 3位

J.J.ワットを中心としたアグレッシブなHOU守備陣をKC攻撃陣が地道なラン・アタックで交わせるか。

HOU攻撃 ラン15位、パス18位、トータル19位
KC 守備 ラン 8位、パス 9位、トータル 7位

バランスのいいKC守備に特徴のないHOU攻撃陣がどこまで食い下がれるか、
レギュラー・シーズンの成績だけで記すとそんな感じが想像されますが。

「一戦必勝」のプレイオフKCは1993年以来、勝利がなく、出ると負けの7連敗中。
前回の勝利はJ・モンタナ、M・アレンの両ベテランが在籍した対オイラーズ戦(懐かしい)、
現NRGスタジアムの隣に今も残る「アストロドーム」でのこと。

ちなみにテキサンズが生まれた年、旧称「リライアント・スタジアム」でのトレーニング・キャンプ取材に出向いたっけ。
世界初のドーム球場「アストロスタジアム」はすでにイベントや展示会場に、広大催し物会場ですな。

試合はというと7、6、7、10点と毎クォーター、得点を重ねたチーフスの圧勝、
というかテキサンズQBホイヤーが完全に試合を壊してしまいました。
パスは通らない、4INTは許すわで、もうヒドイ有り様、フットボールになっていません。
返してみればそれだけNFLのプレイオフはタフなプレイを求められるということでしょうか。

プレイオフに勝てず、イーグルスを追われたHCリードがどこまで変わったか、観たかったんですけどね、
それ以前にテキサンズ攻撃陣が勝手に瓦解、シャットダウン負けを喫するという屈辱で幕引き。

#5チーフス○ 30-0 ●#4テキサンズ



#6 Pittsburgh STEELERS @ #3 Cincinnati BENGALS
http://www.nfl.com/videos/movie-trailers/0ap3000000618660/The-Cincinnati-Sequence-Steelers-vs-Bengals-Trailer

PIT攻撃 ラン16位、パス 3位、トータル 3位
CIN守備 ラン 7位、パス20位、トータル11位

「ビッグ・ベン」が繰り広げる多彩なパス攻撃をCIN守備陣がどう止めるか。

CIN攻撃 ラン13位、パス15位、トータル15位
PIT守備 ラン 5位、パス30位、トータル21位

かつての「スティール・カーテン」はどこへやら30位と低迷するPITパス守備をどう突くか、
同地区のライバル同士、互いによく相手を知るだけに「一戦必勝」のゲームでどう打って出るかに注目。

チームは好成績を重ね、5年連続プレイオフをものにしているベンガルズですが、
「24年シーズンプレイオフ勝利なし」という不名誉な記録を1位タイでライオンズとともに背負っている。
あの「SuperBowl XXIII」の「The Catch」で敗れて以降、プレイオフに勝てない。
う~ん、こちらでもやっぱり「モンタナ」の名が出てきましたね。

エースRBウィリアムズを欠きながらもQBロスリスバーガーの巧みなパスで攻撃展開、地道に得点を重ねていく。
片やエースQBダルトンの代役としてシーズン終盤をけん引したQBマキャロン、
手の内を知る同地区のライバル相手に苦戦し、得点を上げることができず、気づけば15-0と一方的な展開。

とはいえスコアは2シリーズ差、(NFLでは一時に最大8点獲得できる)
しかも3Q終了間際にロスリスバーガ―がサックを受け、右肩負傷でフィールドを外れると流れは一気にベンガルズへ。

4Q早々にTDを奪い、さらにFGを重ね、15-10と猛追、
さらには2ミニッツ・ウォーニングを終えたところでエースWRグリーンにTDパスが通り、
16-15と逆転(2ポイント・コンバージョンは失敗)に成功した。

プレイオフで勝てないHCマーヴィン・ルイスに勝利の女神が初めて微笑むのかと誰もが思った、
あとはランプレイで時間をツブせばいいだけ、地味に試合は終了に向かっていくはず。

しかし試合時間残り1:36、最初のランプレイでボールをファンブル、奪われると、
ベンガルズの面々はボールだけでなく、すべてを見失っていった。

ここからビッグベンがフィールドに復帰、しかしボールはPIT9y地点。
CIN守備はこれをしっかり止めれば、後は時計が進むのを待つだけなのだが、
CIN47yまでボールが進むだ残り22秒、CIN守備がくだらないラフプレイで15yのペナルティ、
さらにプレイ後にコーチを小突き、15yのペナルティを重ねられた。

プレイ中+プレイ後のファールで30yって初めて見たかも、PITは苦労なく30y進み、あっさりFG成功、
フィールドの選手によって女神は彼方に見送られ、HCルイスは不本意にも「勝てないHC」の座を維持した。
同地区のライバル対決はあまりにも「愚かなる敗戦」で幕を閉じた。

#6スティーラーズ○ 18-16 ●#3ベンガルズ



翌10日、NFCがキックオフ。

#6 Seattle SEAHAWKS @ #3 Minnesota VIKINGS
http://www.nfl.com/videos/movie-trailers/0ap3000000618711/Show-Down-Seahawks-vs-Vikings

SEA攻撃 ラン 3位、パス20位、トータル 4位
MIN守備 ラン17位、パス12位、トータル13位

エースRBリンチを欠きながらも破壊力を保つSEA攻撃を止め、「パープル・ピープルイーター」の再興となるか。

MIN攻撃 ラン 4位、パス31位、トータル29位
SEA守備 ラン 1位、パス 2位、トータル 2位

リーグ1位のSEA守備網をNFLリーディング・ラッシャーRBピーターソンが切り裂けるか。

常勝パッカーズを抑え込み、ノース地区優勝を勝ち取ったバイキングス、
対するシーホークスは一昨年の王者ながら、昨年はSBで苦汁を舐め、捲土重来を誓う。
ひと月前のW13の対戦では最強守備陣が1,485y走ったピーターソンをわずか18yに抑え込み、38-7と完勝。
MIN攻撃成績の極端な数字はピーターソンの影響、良くも悪くも彼の足にすべてがかかると言ってもいい。

リーグ1位守備VSリーディング・ラッシャーの対決は通算6勝4敗、こういうデータが出てくるのもNFLらしい。

2013年、取材に訪れたバイキングスのホーム「メトロドーム」は老朽化が進み、立て替えに。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-15 (ミネアポリス現地取材ルポ)

「ミネアポリス郊外に10万人規模の新スタジアム」というプランは住民投票で却下され、
ダウンタウンど真ん中にあるメトロドームの跡地に新ドームを造る計画に差し替えられた。
新居「USバンク・スタジアム」は2016年完成予定、
それまでミネソタ大学のスタジアム「TCFバンク・スタジアム」で間借り生活、というわけです。

ここミネアポリスはアメリカでも貴重な4大スポーツのフランチャイズを有し、
しかもいずれの本拠もダウンタウンにあるというスグレモノ。
市民はバイキングスを遠くに置きたくなかったのですね、
ダウンタウンで全部訪れることができるのって、こことデンバー、シカゴぐらいですからね、
これまた貴重であり、レンタカーも必要としないので日本からの観戦旅行にはオススメの都市ですよん。

この屋外スタジアム、この日は-21度と冷え込み、NFL史上3番目の寒さを記録。
このホームで戦い続けたので「ドーム・チーム」とは言い難いが、寒さの影響が試合に出ないといいですが。

4年連続リーグ最少失点を誇るSEA守備陣が堅牢さを誇り、3-0とバイキングスのリードで前半終了。
3QもバイキングスがFGを重ね、9-0としたものの、ロー・スコア・ゲームは好守備チームのペースだ。

4Q11:41にWRボールドウィンへのTDパスで9-7と反撃の狼煙が上がると、
直後のシリーズでRBピーターソンのファンブルでボールを奪い取った。
現役2位のファンブル記録を持つ彼を狙ってボールを掻き出したSEA守備の巧妙さが光る。

きっちりボールを進め、FGで10-9と逆転、しかし試合時間はまだ8:04残っている。
互いにボールを進められず、一進一退の状態から先のボールをFGエリアまで進めたのはバイキングス、
そして最後にはSEA9yまでボールを進め、来乗り26秒、27yのFGトライ。
プロ・キッカーなら「目をつぶっても」の距離が左に外れ、バイキングス今年の快進撃がここで途絶えた。
来シーズン、新スタジアムでのさらなる好成績に期待がかかるが、キッカーの首は挿げ替えられてるでしょうねえ。

#6シーホークス○ 10-9 ●#3バイキングス



#5 Green Bay PACKERS @ #4 Washington REDSKINS
http://www.nfl.com/videos/movie-trailers/0ap3000000618735/House-of-Wild-Cards-Packers-vs-Redskins

GB 攻撃 ラン12位、パス26位、トータル23位
WAS守備 ラン26位、パス25位、トータル28位

QBロジャーズのパス攻撃を奮わないWAS守備バックスがどこまで止めることができるか。

WAS攻撃 ラン20位、パス11位、トータル17位
GB 守備 ラン21位、パス 6位、トータル15位

プレッシャーをかかるなか、チームの牽引者でもある新星QBカズンズがどれだけ数字を残せるか。

パッカーズの課題は崩壊気味のOLラインの立て直し、優秀なパサーもOLの保護下になくてはパスもままならない。
誰も予想できなかったレッドスキンズの快進撃、地区内の他チームが全部コケた、という言い方もあるが、
勝ち越しまで星を重ねたのはフロックではないでしょう。
ポスト・シーズンで化ける可能性を秘めているのはこういった若いチームですね。

その快進撃を裏付けるかのようにまずはレッドスキンズ守備陣がセイフティで先制の2点をゲット、
やはりパッカーズOLラインは心もとなしかな。
引き続きボールを持ったまま、WRジャクソンへTDパスが通り、一気呵成に優勢に持ち込むかと思ったが、
リプレイの末、ボールがエンドゾーンを通っておらず、TDは無効に覆った。
結果、FGの3点に終わり、5-0となったものの、レシーバーの小さなミスで勢いに乗り損なった感が強い。

その後、TDを奪うもキック失敗で11-0、リードを広げたように思えるが、小さな失敗を重ね、イヤな影が潜み続ける。
案の定、前半終了までにパッカーズにTD、FG、TDと重ねられ、17-11とあっさりひっくり返された。
あのTDが取れていれば、キックが入っていれば、そう言っている間にプレイオフでは負けていく。

それでもカズンズは後半開始早々にTDパスを決め、18-17と逆転、「インターセプトの少ないQB」が本領発揮だ。
しかし高い攻撃力を誇るパッカーズはその後のシリーズでTDを奪い返し、24-18、
さらに4QにTDを重ね、2ポイント・コンバージョンも決めて、32-18。
一方のレッドスキンズはボールは進むが得点を奪えない、プレイオフ慣れしたパッカーズ守備陣のうまさが光る。

ヤードを稼げるキー・プレイを見出せないレッドスキンズにパッカーズはFGでダメを押し、35-18。
インターセプトなしのQBカズンズは329yを投げ、210yのQBロジャーズを上回ったが、
残念ながらフットボールは得点を奪い合うゲーム、若き星は初戦で膝を屈した。

#5パッカーズ○ 35-18 ●#4レッドスキンズ

playoff-bracket-01.jpg
プレイオフでロード4チームが勝利したのはNFL初のデキゴト。
とはいえ、レギュラー・シーズンの勝ち星を並べれば実力差は明白でしたね、「地区優勝」はあくまで冠のひとつ。
我を失い、自らゲームを落としたベンガルズ、小さなミスで星を取りこぼしたバイキングスが悔やまれますねえ。

さあて、さらに質の高いフットボール・ゲームが観られるのはこれからですぜい。

Are You Ready for Some Football????


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