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SUPERBOWL 50 [Sports]

SB50.jpg

「世界でもっとも高価値なスポーツイベント」の1位はSUPERBOWL。

あのフォーブスのランキングによると、
4位にFIFAワールドカップ、冬季、夏季オリンピックを3,2位に抑え込み、堂々の1位だそうで。
ナニをもって「高価値」なのかはわかりませんが、一試合のスポーツイベントとしては破格のゲームではありますね。

そのモンスター・イベントも50回を数え、今までローマ数字で表されて大会ロゴがアラビア数字に。
これはローマ数字だと「50」は「L」という表記でわかりづらいため、このデザインが施されたそうです。

9月頭にはじまるNFLのシーズンは4ヶ月、16試合のレギュラー・シーズンを戦い、
年を越した1月からは「Win or Go Home」のプレイオフ・トーナメントで凌ぎを削ることは繰り返し記してきました。
勝ち上がったAFCとNFC、それぞれのチャンピオンが最後に対峙、
NFLのチャンピオンを決めるワンゲーム・マッチ、それがSUPERBOWLです。

今年も結局、シード1位のチーム同士の対戦、これで3年連続1位同士の顔合わせ、
レギュラー・シーズンの成績が伊達ではないことを証明していますね。

会場はサンタクララにあるリーバイス・スタジアム、2014年にオープンした49ERSのホーム・スタジアム。

#1 Carolina PANTHERS v.s. #1 Denver BRONCOS @ Levi's Stadium, Santa Clara, California

今回、ビジターとなるNFCはカロライナ・パンサーズ、
1995年にジャガーズともに誕生した若いチームながら創設9シーズン目で第38回SUPERBOWLに出場、
ペイトリオッツ相手に3点差で敗れたものの、この年は周囲を大いに驚かせた。
スーパーボウル出場は12シーズンぶり、2度目、悲願の初優勝を飾りたいところ。

ホーム扱いのAFCはデンバー・ブロンコス、(正確には「ズ」と発音すべきだが通称でこうなっている)
スーパーボウル4連続敗退を喫した後、エルウェイ時代に第32,33回を連覇、
一昨年、12シーズンぶりに出場を果たすもシーホークス相手に惨敗、その借りを返す時が早くもやってきた。

2012年の秋にマニング加入と有力チームということで取材に赴いたけど、
まさか翌年スーパー出場を果たすとは思わなかった。
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06 DEN&MIN取材行
playoff-bracket-04.jpg

ホーム扱いのデンバーはいつもなら大事な試合はオレンジ色のサード・ジャージで挑むはずだが、
ホワイトのビジター・ジャージで登場。
どうやらシーホークスに惨敗した際、着けていたオレンジ・ジャージを避けたかな。
先端技術や科学的なものをバンバン取り入れるNFLですが、意外にもジャージに関しては縁起を担ぐチームが多い。
これを受け、対するパンサーズがカラー・ジャージを着用。

そのパンサーズは5年前にHCリベラが就任、その年、2011年のドラフト全体1番目で指名したのがQBニュートン、
翌2012年のドラフト1位、全体9番目で指名したのがLBキークリーとみごとにチームの柱が育っている。
ちなみにニュートン指名の直後、全体2番目で指名されたのがブロンコスのLBミラーというのもなにやら因縁的。

記念大会ということでまずはかつてのSUPERBOWL MVPが招き入れられる。
ああ、なんと懐かしい名前、今も凛々しきプレーヤーたちよ、アメリカのスポーツってこういう演出が本当にウマイ。

そしてナショナル・アンセム、斉唱は「LADY GAGA」。
http://www.nfl.com/videos/nfl-super-bowl/0ap3000000634472/Lady-Gaga-sings-the-National-Anthem

こういうのを聞くと彼女がただのイロモノではないことを痛感させられます。



コイントスはビジターのパンサーズ・キャプテンLBデイヴィスが「テイル(裏)」をコール、
選択権を得て、後半のボールをチョイス、最近は後半の攻めを選択するのが大勢です。

両チームのシーズン成績は
CAR攻撃 ラン 2位、パス24位、トータル11位
DEN守備 ラン 3位、パス 1位、トータル 1位

今シーズン、守備で勝ち上がって来たブロンコス、マニングの欠場が影響しなかったのも盤石な守備があったからこそ。
その堅牢な守備の前にパンサーズのRBスチュワート、QBニュートンの多様なラン・アタックが実れば、
パスにもチャンスが芽生え、プレイオフで演じた爆発的なオフェンスに繋がっていく。
逆にニュートンを釘づけにし、ロー・スコア・ゲームに持ち込めばブロンコスのペースだ。

DEN攻撃 ラン17位、パス14位、トータル16位
CAR守備 ラン 4位、パス11位、トータル 6位

平均的な数字が並ぶブロンコス攻撃だが実状は守備が好ポジションを得て、それを得点に結びつけ、勝利を導いてきた。
一方、リーグ1位のターンオーバー・レシオを誇るパンサーズ守備陣は虎視眈々とボールを狙う攻撃的なディフェンス。
ミスが少ないQBマニングからボールを奪うことができれば自ずと勝利を手繰り寄せることになろう。



現地時間2月7日、西海岸時刻15:30にキックオフ。
http://www.nfl.com/videos/movie-trailers/0ap3000000626373/17-Patriots-vs-Broncos-Playoff-Trailer
もちろんこれは東海岸のプライム・タイムに合わせたものです。

ボールを得たブロンコスのファースト・シリーズ、
まずは4連続でパス攻撃、2度のファースト・ダウン更新でランを挟み、
ふたたびパス・アタックを繰り出し、テンポよくゴール前16yへ。
あたたまる前のパンサーズ守備陣にパス・アタックを印象付ける。
ゴールラインこそ割れなかったが10プレイを重ね、キッチリFG、3-0と先制した。

ポスト・シーズン初のリードを許したパンサーズのファースト・シリーズはあっさりと「3&OUT」、
若いチームだけに大舞台に攻撃も守備も舞い上がったか。
同じようにブロンコスも「3&OUT」、互いにガマンの時間を重ねるのかと思えた。

次のシリーズ、パンサーズはオール手前15yと押し込まれた状態でWRコチェリーへのロングパスが通ったかに見えたが、
ボールが地面を叩いていたため、判定はインコンプリート(パス失敗)。
すかさずHCリベラは「チャレンジ」のフラッグを投げたが、ビデオでも判定は覆らなかった。
(「チャレンジ」は明確なものがなければ、あくまでもフィールドの判定が優先される)
試合開始わずか7分でのチャレンジは早計に思えたが、ワンゲーム・マッチではこのくらいの博打を打つ覚悟がないとね。

ゴール手前15yに押し込まれた状況で1yもボールを進められず、3ダウン。
ここで右サイド(!)からLBミラーがQBニュートンを捕える、さらにボールまで掻き出し、ファンブルを誘発、
エンドゾーンに転がったボールを抑えたのはDEジャクソン、ブロンコスが守備で追加点を挙げた、10-0。

続いてのキックオフ、パンサーズは初めてファースト・ダウンを更新したものの、
FBトルバートがファンブル、自らリカバーし、事なきを得るがどうもパンサーズは地に足がついていない感じだ。
それでもブロンコスの3rdダウンでお返しとばかりにLBキークリーのサックが炸裂、「3&OUT」に。
この辺りからようやく眠れる豹が目覚めはじめた感じだ。



2Qに入るとパンサーズ攻撃陣はいつものランを織り込んだ軽快な攻撃でボールを進める。
最後はRBスチュワートがきれいな放物線を描いてエンドゾーンに飛び込み、10-7に。

ここで一気にキャッチアップ、あるいはTDで逆転すれば大きくモメンタムを引き寄せられたに違いない。
「3&OUT」で終わったブロンコスを追うようにパンサーズも「3&OUT」、
しかしスペシャル・チームの差が試合の流れを動かしてしまった。

ブロンコスのPRノーウッドが61yのビッグ・リターン、小兵が無人のフィールドを駆け上がった。
エンドゾーンにこそたどり着けなかったが、スーパーボウル・レコードの61yパント・リターンで大きく流れを引き寄せた。

パンサーズ14yからの攻撃、反則があり、TDこそ奪えなかったがFGの3点を追加し、13-7。
流れを掴む追加点を入れたのはブロンコスだが、TDを奪えば逆転圏内、大勢が決まったわけではない。

だが続くシリーズ、10yのロングゲインを得たトルバートだったがファンブルを喫し、今度はボールを失った。
ここではパンサーズ守備陣が踏み止まり、QBマニングのパスをインターセプト、傷を大きくすることなくボールを取り返した。

FGの3点でも返したかったパンサーズだが、DEウェアにQBサックを食らい、あえなく13-7のまま、前半を終えた。

パンサーズはボール・セキュリティ、レシーバーのドロップ、守備のタックル・ミスと基本的なミスが多過ぎる。
大舞台での萎縮か、あるいは一方的に勝ち上がって来たプレイオフの悪影響か、手綱を締め直さなくては、という印象。
一方のブロンコスはさほど冴えない攻撃をディフェンスとスペシャルチームが後押しするのはいつもの形、
僅差のゲームを凌ぎ、勝ち上がって来た地力を感じさせる、ガマンならお手のものという感じだ。

今年のハーフタイム・ショウは「COLDPLAY」、
記念大会ということで特別ゲストに「Bruno Mars」と「Beyonce」が登場する。
http://www.nfl.com/superbowl/50/guide/halftime-show



アルバムを全部持っているぐらいファンなのですが、なんだか場違いというか、
ゲスト・アーティストに食われた感が強く、彼らにとってはイマイチのステージだったかな。

ハーフタイムのアジャストを経て、パンサーズが先に点を入れればチェイシング・チームに流れは傾く。
一方、ブロンコスは堅い守備が好ポジションを得る御膳立てを待ち、地道に得点を重ねるのが勝利へのパターン。
「ディフェンスに不調なし」の言葉通り、守備の強さがこういう試合では頼りになるのだ。

後半、ボールを持ったパンサーズはテンポよく9プレイでブロンコス25yへ。
ただしここからレッドゾーンへ立ち入らせないのがブロンコス・ディフェンス、それどころか1y押し戻し、FGへ追い込んだ。
44yのFG、Kギャノの蹴ったボールは無情にも右のポールに弾かれ、NG。
点差が縮まらないことに輪をかけ、パンサーズ自体がゲームの波を捕らえられない。

パス・ドロップ、ファンブル、すでに使い切ってしまったチャレンジ、そしてこのFGミス、
前半からの小さなミスが積もり続け、パンサーズはフラストレーションという名のもとに車輪を空回りさせていく。

試合巧者のマニングがこの機を逃すはずがなく、WRサンダースに立て続けに25、22yのパスを通す。
4プレイでレッドゾーンに潜り込み、TDこそ奪えないもののFGで追加点、16-7と2シリーズ差に引き離す。

先に点を入れたかったパンサーズがFGを外し、それをあざ笑うかのような形でブロンコスがFGを決めた。

平均得点31点を誇るパンサーズにとってはまだ試合が決まる点差でも時間帯でもないのだが、
またしてもミスを犯す、QBニュートンのパスがインターセプトされ、ファンブルの後、ブロンコスがボールを得た。
しかしここではディフェンスが奮起、QBマニングをサックし、攻撃を押し留め、望みを繋ぐ。

一方、リーグ1位のブロンコス守備も黙ってはいない。
「3rd&8y」で6メン・ラッシュ、LBミラーの手がかかり、ニュートンをフィールドに沈める。
「サックしますよ」という守備隊形から本当にサックしてしまうのだから強烈な守備だ。

4Qに入ってもディフェンス戦が続く。
今度はパンサーズがパス・ラッシュ、QBマニングをサックし、ファンブルを誘うが、なんとか自身でリカバー。
「3rd&14y」でふたたびプレッシャー、今度はマニングの手にボールは戻らず、
DEケリーがリカバー、ボールを奪うパンサーズ・ディフェンスの本領発揮だ。

守備が作った好機をパンサーズ攻撃陣は得点に繋げたい。
ようやくリズムに乗り、テンポよくレッドゾーン手前のブロンコス21yまでボールを進めるが、
その先はブロンコス守備陣が行く手を阻み、立ち入らせず、結果、FG止まりで16-10。

しかし1TDで逆転できる得点差にしたことで試合はまったくわからなくなった。
なにかビッグプレイが、あるいはミスが出れば、アッという間に形勢は変わってしまうスコアだ。

ここからブロンコス、パンサーズ、ブロンコスと「3&OUT」が続き、ガマンの時が過ぎていく。
その膠着状態を打ち破ったのはブロンコス・ディフェンスだった。
「3rd&9y」でLBミラーがQBサック、このプレイでQBニュートンがファンブルし、ブロンコスがリカバー、
パンサーズ4yという好ポジションでボールを得た。

Top 10 Best Super Bowl Commercials Of 2016


試合は残り4:04、時計を使いつつ、得点を奪いたいブロンコスは執拗にRBアンダーソンのランを重ね、
最後も彼がエンドゾーンに飛び込んだ。
決めれば2TD差になる2ポイント・コンバージョンを選択、相手をあざ笑うかのようにパスが決まり、
8点を得て、24-10と差が開いた。

圧倒的な攻撃力で先行逃げ切りを演じ、後塵を拝することなく勝ち上がってきたパンサーズはもはや瓦解気味。
ポケットから白いユニフォームが割って入り、QBニュートンを追い詰める。
時間と可能性は残っていたが、若い彼らはそこにすがる強さを持っていなかった。

点差以上に実力差が露呈したゲームだった。

パンサーズ ● 10-24 ○ ブロンコス

http://www.nfl.com/superbowl/50

スーパーボウルMVPは文句なしでLBヴォン・ミラー、ドラフト2番目指名がいの一番指名を食った形に。

一昨年、リーグ最強の守備を誇るシーホークスに完膚なきまでにやられたチームが、
リーグ1位の守備を作り上げ、栄冠を勝ち取った。
またHCキュービャックはかつてブロンコス連覇の際、QBエルウェイの控えQBだったが、
今度は自らが主役となり、表彰台に上がり、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを掲げた。

勝利したマニングはスーパーボウル最年長勝利QB、「最後のロデオになるかも」と語った彼の去就は今のところ不明だ。

super_bowl-51.jpg

世界最大のお祭りをもってフットボール・シーズンはジ・エンド、
9月のキックオフまでフットボール・クレイジーは長い冬眠に入る。

こちらも久々、現地取材の狼煙を上げるかな、チャンピオン・シティ・デンバーへ再訪?
あるいはNFLのニュー・フランチャイズ、LAなんてのもありかな?

Are You Ready for ???


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